タダより安いものはない。

ダダより安いものはないといいますが。

既存の天井と2階床をぶち抜き、光が降り注ぐ。

決して、明るければいいというものではないが、やわらかな光とでも言いましょうか。

いろんな設備が発達し、エネルギーを使い、機械で心地よさを演出しようとする。

そんなことより、既存の持ってる能力を引き出すことの方が、大切でおもしろいと思うし、それが私たちの仕事だと思う。

まして、光はタダですから。

大阪府 堺市 泉北ニュータウン の 設計 事務所 中古ストック を活用した、木の家自然素材 耐震 断熱 リノベーション 西紋 一級建築士事務所

小さな箱。

『それでも、小さな家 in堺』新築工事。

解体工事が終わり、それまでの風景とは違う敷地感。

きれいに整地された敷地に、地縄を張ってみる。

あらためて、ここに玄関か、ここに窓かと思いを巡らせる。

カクカク出入りのない、正方形が少し崩れた長方形。

ほんまに単純なプランやけど、

それぞれの要素がそれなりに意味を持つ、

高層のマンションに囲まれた、

小さな箱です。

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夫婦のかたち。

僕からしたら、大先輩となるご夫婦とグランフロント大阪のショールームにて打ち合わせ。
だいたいのプランは決まっているけれど、実際に見てみて、触れてみると、いろんな方向に会話が行き交い。
時には、この方がいい!と会話が熱くなるときも。そんな中、奥さまは、肝心な部分になると、ちょっとちゃんと聞いといて、と。ご主人は、選ぶ時になると、もうええのにしたって、と。
住宅の仕事をやってると、その夫婦のかたちが見えてくる。
もちろん、そのかたちはいろいろだが、どんな小さなものを造るにしても、そのプロセスは大切にしたいと思い、また、自分はどうだろうか、と考えてしまう機会ともなってしまう、

夫婦のかたちです。

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シンプルな豊かさ

壁をぶち抜いてみると、見えてくるもの。

リフォーム工事を進めてゆくと、いろんな段階で『あっ、変わりだした』と実感するときがある。

壁をぶち抜くとき、そう実感する。

リフォームと言っても、いろんな目的のものがある。

耐震や断熱、使い勝手を良くしたり、動線を変えてみたり、増築で付け足すものや、減築で取り壊してしまう場合も。

空間構成や、暮らし方を変えるとき、大きな要素が窓のかたちだと思う。

何かに付加して作りこむ豊かさもあるが、シンプルに考え、それをかたちにできた時、それ以上の豊かさを感じるときだと思う。

リフォーム工事の醍醐味です。

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風のあいさつ。

日曜日、ちょっと公園でもいきますか、と泉北ニュータウンの荒山公園に出かけました。
大きな風車。
これは、新宮晋さんの『風のあいさつ』という作品。
世界的にも有名な方で、風や水など自然のエネルギーを利用した「動く彫刻」を制作されています。目に見えない風や水作品を通して自然の奥深い魅力や大切さを伝えようとされていて、遠くから見ても存在感があり、その下に行くと迫力があり、美しいデザインをしています。
確かに、見えない風をデザインするというのは難しいと思いますが、住宅でも同じようにデザインされたものは、居心地がいい家になると思います。

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泉北ニュータウンの再生。

堺市役所建築都市局ニュータウン地域再生室
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『泉北ニュータウン魅力創出ワークショップ』
第2回のお題「一人ひとりができることを考えよう」
それぞれどんなことをやりたいか、参加者の方々が3つ書き出し、それに対してアイデアを加えてゆく、おもしろい手法ブレーンストーミングというらしい。
ちなみに、僕が書いた3つのアイデア。
①19時~21時限定 光明池屋台村。
この時間になると、泉北高速鉄道は通勤時間ぐらい満員電車となり、駅を降りてちょっとひっかける場があればおもしろいのでは。家に帰れば夕食があるので長居は厳禁。「この1杯」の為に働く方に。また、お店を出したい!と目標を持つ店主が日替わりで、泉北周辺で採れた野菜を中心に、お店同士がせめぎあう。
②台対抗 綱引き大会。
どーしても、近所づきあいがおろそかになってしまう現代、そう少子高齢化もあり、なかなかコミュニケーションから遠ざかってしまい…。そんなニュータウンには、御池台、赤坂台、鴨谷台…という地域で区切られていて、その台対抗で単純な競技で熱くなろうという企画。優勝した台は、1か月ほど下水道料金がタダになるとかあったら、もっと燃えるかも。もちろん会場は、桃山台の緑のスタンド。
③今日はウチ、行けまっせ!住みびらき掲示板。
家は暮らす器。でも、もっともっと楽しい空間に生まれ変わるこの企画。家が単に暮らすから交流の場へと。掲示板をみると、それぞれの家でビアガーデンや、おでんパーティ、弾き語りから読書会、料理教室まで、いろんな企画がもりだくさん。おもしろいと思った家にクリックの上ご参加を。
僕が考えたんは、こんな3つ。
そんなに大きくなくても、小さな取り組みのつながりが、ニュータウン再生につながればイイですね!

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最期の写真。

最期の写真。

僕は、特に乗りもんなんかには、情が移りやすく。

長年乗った車やバイクを手放すとき、一緒に頑張ってきた相棒と別れるような気持になるんです、必ず。

あそこもいったな、よう走ってくれたな、なんて声かけて。

で、家も、もちろんそんな感じで。

リフォーム工事の場合は、調査写真としても必要となるが、建て替えの時も、解体直前の写真は気合が入ります、

もう、何年も、家族の舞台として活躍してきたことを想像すると。

ご苦労さん、ええの建てるからな。

そんな思いを込めた、最期の写真です。

 

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基礎固め。

さっそくの、工事中断…。

解体もほぼ完了し、建物の構造部が明確にできたとき、再度現場調査。

構造躯体は、新築時キッチリと施工されているが、やはり横からの力に対する耐震性が気になる。

現場詳細調査後、耐震設計の結果、1階の1方向がやはり甘い。

いわゆる昔ながらの田の字型プラン。

つまり『玄関入ってドーンと玄関階段、左が和室続き、廊下の奥から右にかけてに水回り』というこれまで何度も経験してきたプラン。

この場合、長手方向に開口を多く取っているため、横からの力に弱く、その方向を中心に耐震補強を考える。既存の壁面、新しい壁の長手方向はほぼ耐震壁となった。

今回、一部のリフォームなので、家全体として完璧な数値は出ないが、今回の工事での最大限できることを考え、あとは将来的に補強する方向である。

全体の工程を見ると、どんどん前に進めたいが、ここはじっくり、慌てず、検討後の工事の段取りを進めつつ、基礎固め。

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トップバッター

現場モード突入。

昨日までの生活の場が、一瞬にして現場に変わり、

下屋の屋根裏からは、美しい構造美が現れる。

まずは、解体工事。

どんな工事でも、それぞれの業種がそれぞれの役割を果たすが、リフォーム工事で、経験上もっとも大切な工事の一つが、この解体工事。

現場調査段階で、確認できなかった部分の調査から、それの対処方法の検討。対処方法が決まれば、材料を読み的確に発注してゆく期間も解体工事中。また、図面を見て最終形を思い描きながら納まりを考え、丁寧に解体してゆく。

あたりまえですが、壊した部分は作り直さなければならないので、余分に解体してもダメ、解体残が残りすぎてもダメ、工程的に、工事金額的に考えると、工事全体に与える影響は大。

解体材の搬出や処分方法などリフォーム工事にしては、現場周辺に対する配慮を必要とする工事。

そんな大切な工事が、何業種もある中で、トップバッターでやってくる。

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まさかのポストカード。

和歌山県の串本町にて12坪ほどの『小さな家』を建てさせていただいて、見学会までさせていただきました。

配るあてなどないくせに、うれしがってポストカードまでつくってしまい…。

でも、あいさつ代わりになるかと思い、常にポストカードを持ち歩いていると。。

「今度、平屋の小さい家つくるんやけど。」と耳を疑うようなお話が。

そうこうしているうちに、本日確認申請がおりてきまして、いよいよ着工です!

今回は、前回よりもなんと2坪ほどボリュームアップしましたが、

もちろん平屋の、

『でも、小さな家 in堺』新築工事です。

がんばっていきましょう。

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最期の姿

リフォーム工事が始まる前の最後の姿を撮影しました。

工事前に、施主様がきれいに片付けられ、美しい空間が姿を現しました。

築35年。

フローリングから壁材、照明器具、とても懐かしい感じがして、解体するにはもったいない気持ちになります。

また、家族の物語の舞台として、もしくは家族の一員として、これまで活躍してきたのでしょう。

そんな気持ちの中、最期の姿を撮影しました。

35年間、お疲れ様でした。

そして、気持ちを込めて、工事を進めさせていただきます。

 

 

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