着工後、まずは解体。
イノベーション工事の場合、この解体工事が非常に大きなウエイトを占めてきますが、今回も同様、重要な工事です。
住宅と事務所の間に増築するため、その間の配管や配線がたくさん埋設されています。
もともと工事させていただいた部分もありますが、解体してみない部分もあり、工事は難航しましたが、無事完了。
図面の配置を見ながら、解体する部分、そのまま生かす部分、綿密に進めました。
そして、引き続き基礎工事へ。
小規模ながら、もちろん重要な基礎であるため、ここも大切な工程です。
捨てコンクリートが終わると、すかさず配筋工事へ。
ふたつの建物が並行なら施工性も良かったのですが、少しだけバチっていたために、この後の上棟作業も見据えながら工程を進めてゆきます。
裏の更衣室部分の増築部分です。1坪ほどの増築ですが、この規模の建築でこれぐらいの増築は、使い勝手にかなり影響します。
『だんじりキッチン』ふたたび。
かつては、いろんなものを運び活躍してたであろうリアカー。
昨年、ニュータウンの小学校の解体で不要とされ、
多分そのまま行くと、同じく廃材になるところに、もう一度活躍の場を。
かつては、人口増加と共に繁栄してきた泉北ニュータウン。
現在、少子高齢化の波にさらされ、このまま行くと、オールドタウンに。
リアカーに新たな生命を吹き込み、彼が公園の片隅でもう一度活躍するとき、
新たな人の繋がりのなか、ニュータウンに小さな変化があることを信じ出発。
施主さんに、ロールスクリーンを提案させていただいていましたが、
「やっぱり、バーチカルブラインドの方が好きかな。」
と言われまして、
(ばーちかる…? バーチャルか…?仮想のブラインドってなんや…?)
と思いつつ、速攻ネットで調べると、これは、縦ブラインドだ…。
ということで、
『バーチカルブラインド』(以後、どや顔)を吊り込んでみました。
これから、二世帯 リノベーション工事 @泉北ニュータウン 晴美台。
本日、養生もはがして、ほぼ工事完了。
あとは、引き渡し、お引っ越しに向けて、
追い込み(追い込まれ)ます。
これから、二世帯 リノベーション工事。
@堺市 泉北ニュータウン 晴美台。
いよいよ、仕上げの工程に入りました。いままで、プランの検討以後、仕上げ素材についても吟味してきました。
素材をまず提案するにあたっては、施主さんのことを想い、こんなん好きかな、これええな、いろいろ考えながら提案させていただき、ひとつひとつ提案して、全体の雰囲気を思い浮かべながら決めてきました。
まず、ポイントとなるタイル。
全体が白で仕上がってきますので、色を持つタイルが全体の雰囲気を締めます。
キッチンと、そしてリビング。
また、家具工事の素材についても、全体の雰囲気に合うように決めました。
から松の目の詰まったパネルです。
リビングにあるカウンターは、無垢の栃の木を選びました。
施主さんのお気に入りの材木店に買い付けに行ってきました。
父から連絡あり、父方の実家の十津川村で、ユニットバスを入れてほしいと連絡がありました。
依頼をいただいたのは嬉しいのですが、果たしてユニットバス屋さんが、行っていただけるのか…。
問い合わせさせていただくと、OKが出たので、行っていただくことになりました。
ユニットバスの仕様等を決めて、発注し、現場住所を連絡しました。
そこで、問題が…。
住所だけでは、位置が配送できません…、と。至急、地図を描いて、だいたいこのへんかな、再度依頼しました。
(実際は、もう少し詳しい地図を描いたのですが。)
ご覧のとおり、なかなかの自然豊かな地域であります。
私も小学校2年生までは、十津川村で育ちました。カメラで撮った写真を見ると、一層、ええとこやな、と思ってしまいます。
堺から車で3時間(一度も車を降りてません)。
現場に着くと、もうユニットバス工事も順調に進んでおり、スムーズに工事されていました。
お聞きすると、三重の上野から来られたそうで、朝2時頃出発されたそうです。
ほんま、スイマセン…。
父の大工工事が終わり、父施工の電気工事や父施工の水道工事も完了していました。
で、いまは、これまた父施工のビニールクロス工事の途中でした…。
ビニールクロスも、のり付の機械を最近購入したらしく、一層順調に工事がはかどるということでした…。
奈良 西大寺にて。
8年ほど前、もともと住宅内に事務所を設けられるも、少し狭くなったということで、住宅敷地横に、事務所を新築されました。
こちらが、竣工写真。
当時、現場に張り付き、いろいろと打ち合わせさせていただいたことがよみがえります。
施主様は、お庭が好きで、住宅と事務所の間に大好きな庭をつくりました。
シンボルツリーを備え、タイルやデッキなど、造園屋さんの指導の下、造りあげました。
あれから、8年。
もっと、事務所を使いやすく、広くしたいということで相談いただき、検討した結果、住宅と事務所をつなげてしまい、中庭にしましょうか、ということになり増築することになりました。
さて、いままで住宅と事務所をたてられ、
今回、それらをつなぎ、また大好きな庭をかこうというプロジェクトがはじまりました。
自分が新築に携わらせていただいた物件のリノベーション工事。
力が入ります。
堺市 泉北ニュータウン 晴美台。
リノベーション工事に着工させていただき、順調に工事を進めてきました。
もともとあった二間続きの和室は、内部のみ解体され、スケルトンに。
そして、大工さんが造作工事を進めてきました。
現場調査時には、わからなかった柱も出てきたりしましたが、それはそれでプラン、提案の中に組み込んできました。
やはり、リノベーション工事では解体工事が重要な工事のひとつで、解体工事中にその現場が、その家が決まってくるパターンが多く、提案させていただくことを検討する大切な時間でもあります。ただ、現場は進みますので、いかに現場を止めずにスムーズに解体工事から造作工事へ移るかがポイントになります。こちらの現場でも、鉄骨の柱をいかに見せるかがポイントになってきました。
そして、家具工事へ。
ここでも大工さんが活躍してくれます。
建築工事の一部として、家具もつくっていただきました。カウンターからエアコンガラリ、TVボードまで、今回は家具工事に占めるウェイトが高いため、細かな作業が続きました。