ルーティーン

玄関に入ると、そろっと忍び足になる。
先に気づかれないように。そろっと。
先生たちは、またいつものが始まったとばかりに、クスッと笑い出す。
お、おったおったと、見つけては茂みに隠れるように片目だけで、様子を伺う。
しばらくすると、まわりの友達に先に見つけられ、そんな友達を見て気づかれたのか、それでも隠れている僕のところに、わ~と言いながら走ってくる。
そして、しばしの包容。
いつもの彼女の迎えの風景。