小屋の家

これが全景、いや、これで全景。

「もう、なんでもいいんで、津波の避難用の家だからとにかく安く」から始まり。

基礎の位置で、おおよそのプランを計り知れるこのスケール感に。

敷地の大きさも限られていたし、それ以上に予算が限られていて、でも、小さくても機能的なプランや、でっきるだけ安くできるように予算を考えてプレゼンをしてゆくうちに、図面を持ってこられて、

「ちょっと色を塗ってみました!こんなんでどうですかね?」

近所の文房具屋さんで、水彩絵の具を購入され調色しているのを想像すると。

避難用から終の棲家に変わり、仲良く計画するご夫婦が少しうらやましくも感じ、ええもんにしたい気持ちが、もっと強くなり、いよいよ上棟を控える。