皆様のおかげをもちまして、庭代台地域会館新築工事が完了し、無事引き渡しまでさせていただきました。
現場最中には、ブログで報告できるような余裕すらなく、集中してやってきましたが、引き続きこのブログ上にて、工事の状況をあげさせていただきたいと思います。

上棟終了後は、外部から先行して工事を進めていった。

前面ファサード、2段屋根。
もともとは下屋部分は外部で提案していたのだが、面積的に大きく取りたいという要望から、内部空間に取り入れた。

大屋根の板金屋根。
地域会館全体を大きな屋根で構成した。
この建物の象徴的な部分のひとつ。

裏の下屋部分。

内部の足場状況。
勾配屋根の空間を生かすために、内部ほぼ全域に足場を組んだ。

木造大空間を構成するための大梁。

先ほど紹介した下屋部分の内部空間。
半外部の意識で構成する。

準防火建築物であるが、木構造を化粧で見せたいため、燃えしろ設計で梁成を検証した。

梁と同じく、化粧の大黒柱。
空間に、象徴的に立つ。

空間が広いため、いつもの現場にはない感覚を覚える。
しかし、ひとつひとつ基本は同じ。
職人さんたちと、丁寧に工程を進めてゆく。