
大工さんの造作家具工事も終わり、次は仕上げ工事。

壁の仕上げ工事に先立ち、まずはタイル工事。
お施主様の要望で、レトロ感の強いデザインのタイルを選ぶ。

キッチンのコンロ廻り、
メキシコな感じのボーダーが。

制作キッチンとも、よく合うデザイン。

洗面も、制作洗面台に、ハチの巣タイル。

アイアンタオル掛けも、よくあっている。

現場に色が入ると、暮らしの雰囲気が立ち込める。

洗面、キッチンの内装は、土佐和紙。
既存のクロスを丁寧にめくり、貼ってゆく。

先に施工されているタイルとの相性も抜群。

既存の和室の聚楽壁には、よく似た色を選び、再度聚楽を塗る。

既存のデザインを残しながらのリノベ、どこまでを新しくして、どこまで既存に似せるか。
難しい部分。

建具を吊り込む、
選んだのはラワン。
木目がきれいで、全体的なレトロ感とよく似合う。

建具のラワン、聚楽左官壁、土佐和紙。
それぞれの表情が重なる。

キッチンと洗面所は間仕切り壁を設けず建具で仕切る。

吉野杉の框戸。
中には、ポリカツインで、明かりを通すデザインに。

きれいに納まりそうだ。

洗面台には鏡が取り付けられた。

換気扇や、照明器具を取り付ける。

器具の取付完了。

洗面所らしくなってきた。

キッチンの雰囲気が出てきた。

最終美装工事へ。

美装は、新しく施工下部分も、既存の部分もすべて施工。
既存の部分の方が、かなり時間がかかるが、
新しくよみがえる。


ゴールが見えてきた感が。

2階も美装。
ピッカピカになってきた。
1階のレトロ感とよく合う雰囲気。

最後に、養生をあげてゆく。
これまで打ち合わせしてきた内容が、すべてかたちとなって現れる。
この頃、さみしさ感が募ってくるタイミング。
いよいよ、竣工が近くなってきた。
お別れです。

大阪府 堺市 泉北ニュータウン の 設計事務所 中古ストック を活用した 木の家 マンション 自然素材 耐震 断熱 リノベーション 西紋一級建築士事務所 西 恭利
明日、6月30日土曜日は、『泉北リノベ祭り』です。

家族構成の変化に応じて 住み慣れた家をリノベしたり
中古住宅を手に入れ 自分たち好みにリノベしたり
そうして手に入れた オンリーワンの住まいで
自分たちらしく そして時には 街や地域にも開いて楽しく暮らす
実際に住まわれているリノベ住宅を巡る一日です
この機会にぜひ リノベ住宅を体験してみませんか
@光明池付近の戸建てリノベ物件2軒とマンションリノベ物件1軒
(お申し込みの方に、詳細お知らせします。)
主催/泉北ニュータウン住宅リノベーション協議会
西紋一級建築士事務所×一級建築士事務所MUK
協力/堺市 市長公室 ニュータウン地域再生室
大阪市立大学生活科学部 森、小池研究室