中古住宅+リノベ 住まいの完成見学会

ゆっくりばこをリノベ中に、現場でお声がけいただいた。

泉北ニュータウン、御池台。

この地域に範囲を絞って、住まいを探しているとのことだった。

それから、ここはという物件が出てくると、現場に行ってみてはどんな家が建つのか、一緒に検討させていただいた。何度か、チャンスはあったが、最後の一手に欠けた。

そんなとき、1軒、素晴らしい物件が現れた。その地域は建築協定があり、街全体が、白壁に赤屋根。建設当初、堺市住宅供給公社の分譲だった。そしてハウスメーカーで建てられたものだった。そのハウスメーカーは、ナショナル住宅産業株式会社。今でいうパナホームだ。

そこから、この家をどのようにリノベするのか、ある意味戦いのような検討が進められた。

昭和63年建設の軽量鉄骨住宅。不動産を手に入れるときに、私の中で大切に考えている一つが、資産価値という視点。特に、中古住宅を購入してリノベする場合は、どのようにして、資産価値として担保するのか、考える。

リノベ版長期優良住宅を取得する方向で進めた。現在、公で認められている基準のひとつ、これに当てはまるように性能UPを図った。

構造的には新耐震基準であるため、また本物件が軽量鉄骨住宅であるため、耐震補強としての工事は不要と考えた。あとは、劣化対策、維持保全対策、省エネルギー対策。一番大変だったのが、劣化対策。鉄骨自体の厚さや、防錆措置がなされているのか、パナホームさん、長期優良住宅事務局の方々と何度も協議した。そして、省エネルギー対策、今回も新築と同様に建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)を申請。今回の基準となったのが、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」。前回の木造リノベと同様、今回も目指したのは高度省エネルギー型の補助金300万円。現在の省エネ基準から20%以上の削減レベル。外皮性能基準としては、UA値=0.58に。また、外壁の工事をどうしても施したかった。この補助金を使って、外壁をガルバリウム鋼板のカバー工法で一新した。

プランは、構造的な制約があまりなかったので、ある程度自由にできた。クライアントが本が好き、ということで、玄関入ると、LDKまでの広めの廊下に座って、本を楽しめる空間を作った。また大黒キッチンとして、家族皆で料理ができるように、大きな作業台を計画した。そして、LDKから続くデックへと広がる泉北ならではの緑道公園は、絶景かつ、家の中だけで暮らしが終わらず、絶えず外とつながって暮らしていただきたい。そんな想いで設計、工事を進めた。

家づくりのストーリーがひとまず終わりを迎えます。クライアントのご厚意により、皆様に見ていただく機会をいただきました。暮らしに対する思いをかたちにした中古住宅+リノベ。

ぜひ、ご来場ください。

 

中古住宅+リノベ 住まいの完成見学会

515日(土)~522日(日)10時~16

予約制 / 場所:泉北ニュータウン 御池台

新築とリノベの設計と施工 西紋建匠株式会社

https://www.saimon-live.com/

電話072-247-4318

メール info@saimon-live.com

ご来場ご希望の方は、お電話、メールにてお問合せください。

現地では、イベント等の開催における感染防止対策を実施します。